「晩成期医療、ニューノーマルを論じる」テーマ···事前登録募集
「第6回アジア慢性期医療学会」が6月20日から21日までの2日間、釜山港国際展示コンベンションセンター(BPEX)で開催される。
第6回アジア慢性期医療学会は新型コロナウイルス感染症パンデミック以後、新しい基準と進むべき指向点を模索し、韓国、日本、中国が「超高齢化」という共通課題に対して共に悩み、サービス質的向上のノウハウを共有しようと用意された。
今回の学会のテーマは非対面オンライン診療、ICT、loTの急激な発展と新しいサービス領域の開拓などパラダイム転換に合わせて「慢性期医療、ニューノーマルを論じる(Long-Term Medical Care、Navigating the New Normal)」に決めた。
初日には、日本地域包括ケアおよびリハビリ医療の権威者である小倉リハビリテーション病院の浜村明憲会長(リハビリ医学科専門医)が「各国の高齢化が進む中で慢性期医療に期待すること」をテーマにした基調演説を行う。 また、大韓医師協会のイ·ピルス前会長が「AI時代、慢性期医療のニューノーマル」をテーマに講義する予定だ。 3カ国の代表者が一堂に会し、「韓日中の病院はこのように生きる」をテーマに、政策や病院経営など各国の現状と苦情を共有するトークショーも予定された。
2日目には本格的に実務者を対象にした看護、リハビリ、経営&HRの3つのセッションで4人の座長と27人の講演者が発表する。
「看護」セッションは感染·転倒·床ずれ予防などの看護質向上と在宅医療および看護を主題に構成され、「リハビリ」セッションでは回復期リハビリ現況と展望、在宅復帰率向上のための議論を進行する。 最後の「経営&HR」セッションはネイバー、カカオグループの高齢化に備えたAI技術を紹介し、経営、人的資源管理などのプログラムが進行される。
第6回アジア慢性期医療学会のキム·ドクジン学会長は「超高齢社会に入った韓国が今後20年間持続的に高齢者人口が増加すると予想されることにより、回復期·慢性期の役割がいつにも増して重要になった。 政府は深刻化する高齢化で発生する様々な問題点を解消するため、回復期のリハビリ医療、療養·在宅サービスなどのモデル事業を進めるなど、制度改編を苦心している」とし、「少子高齢化だけでなく現場の人手不足、患者と利用者から選ばれるための努力など、韓国、日本、中国は同じ悩みを抱えていると思う。 本学会を通じて約20年先に高齢化社会を迎えた日本のノウハウを学ぶ機会になり、知恵と経験を集めて解決策を模索できる場になることを願う」と伝えた。
学会の事前登録は6月9日までで、事前登録および詳しい学会情報はホームページ(amcf2024.com )で確認できる。
編2011年6月の設立以来、今年で13周年を迎えた社団法人韓国慢性期医療協会は、アジア慢性期医療学会、海外医療機関の視察、定期的に開催する秋季セミナー及び浴場研究会、リハビリ研究会など各種研究会の発足、冊子の発刊など活発な活動を続けている。